18世紀に実在した作曲家、フランチェスコ・ザッパのスコアを、ザッパがシンクラヴィアで自動演奏した作品。名前がただ一緒なので作ってみました、という感じの作品。なので、これはザッパの作品かもしれないが、ザッパの音楽ではないといえるだろう。

内容はロココ調の音楽ということらしい。（わたしは詳しくは知らないが、入手情報によればそのようだ。）

一聴した印象では、なんだかオルゴールでも聴いてるような印象。ザッパらしい個性は感じることはできない。まあ、ザッパの作曲ではないから当たり前だろうが。

ザッパ入門最初の一枚には絶対に聴いてはならない作品。コンプリート・コレクションを目指す人以外は買う必要はない、とこのさい断言してしまいましょう。