オールマン・ブラザーズ・バンド『ザ・フィルモア・コンサート』
2006年11月11日 (土曜日)
●サザン・ロックの代表バンド、オールマン・ブラザーズ・バンドの傑作ライブ。
これは、わたしにとっては思いで深いアルバムだ。
学生時代、ゲーセンでバイトをしていたことがあるのだが、その時の先輩の影響で聴きはじめた。
はじめに聴いたときの印象は、それまで自分が聴いていた音楽とは全然違っていた。それまでは、だいたい5分程度の曲しか聴いたことがなかったけど、この作品では10分以上は当たり前だし、最長30分なんていうのもある。(もちろん短い曲もあるけど)
そして、そのときの感想としては、「なんか演奏してるって感じがするなぁ」というものだった。アメリカン・ロックなんだけど、なんか洗練された感じもするし、長いギターソロもあるしで、わたしにとっては初体験な音世界だった。今思うと、たぶん、本作をきっかけにインスト物に目覚めた気がする。
それで連日オールマンに夢中になり、バイト先のゲーセンでは、バカでかい音でガンガン鳴らしたものだった。競馬ゲームの音が聞こえないくらいの爆音だったんで、客からクレームをつけられてしまう始末だった。
とにかく、それくらい凄いライブです。
聴くっきゃないですぞ!